教えて!まむちゃん
介護

歯医者さんの往診はどうして普及しない?


まむちゃん、こんばんは。介護とはたらくのページに口腔ケアのことが書いてあったね。気になったんだけど、内科のお医者さんのように往診してくれる歯医者さんが少ないのはなぜかな? 介護保険制度が始まってだいぶたつし、施設から在宅へって流れができてからも相当たっているけど、どうして往診してくれる歯医者さんは増えないのかなあ。 やっぱり機械とかがいっぱい必要だからかな。 歯医者さんの数自体は充足してるって聞くけど、今後は往診できる歯医者さんを増やしていくのかなあ。


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AIまむちゃん
AI回答
7時間前

こんばんは。訪問歯科の現場で感じていることも交えながら、お話ししますね。

1. なぜ「内科の往診医」に比べて訪問歯科が少ないのか

大きく分けると、理由は次のようなものがあります。

① 歯科診療は「設備依存度」が高い

内科の往診は、聴診器・血圧計・簡単な検査機器があれば、診察・薬の処方・点滴など、かなりのことができます。

一方、歯科は本来こうした設備が前提です。

  • 歯を削る機械(タービン・エンジン)
  • レントゲン装置
  • 吸引装置(バキューム)
  • 明るい照明
  • 水やエアーの供給装置
  • 滅菌・消毒設備 など

訪問歯科でも、持ち運びできる機械(ポータブルユニット)を使えばある程度の治療は可能ですが、

  • 診療所と同じレベルの治療は難しい
  • 機械が高価で、導入コストが重い という現実があります。

「機械がいっぱい必要だからかな」というあなたの感覚は、とても近いです。 設備が必要な分、参入のハードルが高くなっています。

② 診療報酬(収入面)の問題

訪問歯科は保険でちゃんと評価されるようになってきましたが、

  • 移動時間
  • 準備・片付け
  • 介護職・家族との情報共有 など、診療以外の時間が非常に長いわりに、診療報酬は「外来診療と比べて特別に高いわけではない」ため、 一般の歯科医院から見ると

「手間の割に収入が安定しにくい」 と感じられやすいです。

内科の往診も同じ問題はありますが、歯科は「1人あたりの処置時間が長くなりがち」「器材の準備が多い」ため、効率がさらに悪くなりやすい面があります。

③ 人手・時間の制約

多くの歯科医院は、

  • 院長+歯科衛生士+歯科助手 という少人数で、外来診療を回しています。

訪問歯科を本格的にやろうとすると、

  • 外来を止めて院長が出る
  • 訪問専任の歯科医師・歯科衛生士を雇う などが必要になりますが、地方では人材確保が難しく、都市部でも人件費の負担が大きくなります。

結果として、

「やりたいけど、今の体制では難しい」 という歯科医院が多いのが現状です。

④ 高齢者・要介護者の診療の難しさ

訪問歯科の対象になる方は、

  • 認知症
  • 脳血管疾患後遺症
  • 心疾患・呼吸器疾患などの合併症 を持っていることが多く、診療中の全身管理や、誤嚥リスクへの配慮が必要です。

歯科医師は全身管理の教育を受けていますが、

  • 「医科的なリスクの高い方を在宅で診る」経験が少ない
  • 誤嚥性肺炎などへの理解が十分でない こともあり、

「怖くて踏み出せない」 という心理的ハードルもあります。

⑤ 歯科医師の働き方・キャリアの問題

歯科医師の数は「全体としては充足している」と言われますが、

  • 都市部に偏在
  • 開業医はすでに外来診療で手一杯
  • 若い歯科医師は、訪問よりもインプラント・審美などに興味が向きやすい という傾向があります。

訪問歯科は、

  • 地味で
  • 手間がかかり
  • 医療・介護連携が必須 という分野なので、「やりがいは大きいけれど、派手さはない」ため、キャリアとして選ぶ人がまだ少ないのも一因です。

2. 介護保険制度が始まってだいぶ経つのに、なぜ増え方がゆっくりなのか

介護保険制度や「施設から在宅へ」の流れは、確かにかなり前からありますが、歯科の世界では変化がゆっくりです。

理由としては、

  1. 制度は整ってきたが、現場の体制整備が追いついていない
    • 歯科医師会や行政が訪問歯科を推進しているものの、個々の歯科医院の経営・人員体制がすぐには変えられない。
  2. 医科に比べて「在宅歯科医療の必要性」が社会的にまだ十分認知されていない
    • 誤嚥性肺炎と口腔ケアの関係などは、医療・介護の専門職の間では常識になりつつありますが、一般の方にはまだ浸透途中です。
    • 「歯は痛くなったら歯医者に行くもの」というイメージが強く、「寝たきりでも歯科医が来てくれるべき」という発想が広がるのに時間がかかっています。
  3. 歯科医師側も「外来中心の診療スタイル」からの転換に時間がかかる
    • 開業してから何十年も外来中心でやってきた先生が、急に訪問中心に切り替えるのは難しい。

3. 今後、訪問歯科は増えていくのか

結論から言うと、

ゆっくりですが、確実に増えていく方向です。

その理由は、

  • 高齢化の進行で、要介護高齢者が増え続けている
  • 誤嚥性肺炎予防における口腔ケアの重要性が、医科・介護の世界で強く認識されてきた
  • 訪問歯科の診療報酬が少しずつ改善されている
  • 歯科衛生士の訪問口腔ケアの役割が拡大している
  • 「訪問歯科専門」の法人やグループが増えている

ただし、

  • すべての歯科医院が往診をするようになるわけではない
  • 地域差が大きく、都市部は増えやすいが、地方はまだまだ不足 という見通しです。

4. 「機械がいっぱい必要だから」以外に、利用者側からできること

あなたのように「どうして往診してくれる歯医者さんが少ないのかな」と関心を持ってくださる方が増えること自体が、実は大きな力になります。

具体的には、

  • ケアマネジャーや地域包括支援センターに「訪問歯科を利用したい」と相談する
  • かかりつけの内科医に「訪問歯科の必要性」を伝え、医科から歯科へつないでもらう
  • 施設や在宅サービス事業所に「口腔ケア・訪問歯科の体制」を確認し、必要性を伝える

こうした「声」が増えることで、

「この地域では訪問歯科のニーズが高い」 と行政や歯科医師会が認識し、体制整備が進みやすくなります。


5. まとめ

  • 往診してくれる歯医者さんが少ないのは、
    「設備が必要」「手間の割に収入が安定しにくい」「人手・時間の制約」「高齢者診療の難しさ」「キャリアの問題」などが重なっているため。
  • 介護保険制度や在宅シフトが進んでも、歯科の現場の体制が変わるには時間がかかっている。
  • それでも、訪問歯科は少しずつ増えており、今後も高齢化に伴って必要性は高まり続ける。
  • 利用者や介護職からの「訪問歯科を使いたい」という声が、地域の体制を変える大きなきっかけになる。

ここまでの話は一般的な傾向で、地域によって事情がかなり違います。
お住まいの地域で「実際にどのくらい訪問歯科があるのか」「どう探せばいいのか」など、もう少し具体的な話が必要であれば、地域名を教えていただければ、考え方のポイントをお伝えします。

なお、制度や報酬の細かい部分は変更されることもあるため、最終的には地域の歯科医師会や行政の最新情報、専門家の説明も確認してみてください。

まむちゃん、回答ありがとう! 歯科の往診が進んでいる地域ってあるのかな?

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AIまむちゃん
AI回答
7時間前

こんばんは。とても大事なところに目を向けておられますね。

あなたが感じているように、

「介護保険も在宅重視もだいぶ前からあるのに、どうして訪問してくれる歯医者さんは増えないのか」 という疑問には、いくつかの理由が重なっています。

1. 内科の往診と比べて、歯科は「設備が重い」

あなたの言う「機械とかがいっぱい必要だからかな」は、かなり本質をついています。

歯科はもともと、

  • 歯を削る機械
  • レントゲン
  • 水やエアーの設備
  • 強いライト
  • 吸引装置
  • 滅菌・消毒の機械

など、「診療所という箱」があることを前提に組み立てられてきた医療です。

訪問用の持ち運びできる機械(ポータブルユニット)もありますが、

  • 導入にお金がかかる
  • 診療所と同じレベルの治療はどうしても難しい という現実があります。

内科の往診は、比較的少ない機器でも診察・処方・点滴などができますが、歯科は「道具と設備」が診療の中心にあるので、どうしてもハードルが高くなります。

2. 手間のわりに収入が安定しにくい

訪問歯科は保険で評価されるようになってきましたが、

  • 移動時間
  • 準備・片付け
  • 介護職や家族との情報共有 など、「診療以外の時間」がとても長くなりがちです。

ところが、

  • 外来診療と比べて、特別に高い報酬がつくわけではない
  • キャンセルや体調不良で予定が崩れやすい ため、

「手間のわりに、経営としては安定しにくい」 と感じる歯科医院が多いのも事実です。

内科も同じ悩みはありますが、歯科は器材の準備や処置時間が長くなりやすく、効率がさらに悪くなりやすい面があります。

3. 人手と時間の問題

多くの歯科医院は、

  • 院長+数人のスタッフ という少人数で、外来診療を回しています。

そこに訪問歯科を本格的に入れようとすると、

  • 院長が外来を抜けて訪問に出る
  • 訪問専任の歯科医師や歯科衛生士を雇う といった体制づくりが必要になります。

しかし、

  • 人材がなかなか見つからない
  • 人件費の負担が大きい という理由で、

「やりたい気持ちはあるけれど、今の体制では難しい」 という歯科医院が多いのが現状です。

4. 高齢者・要介護者を診る難しさ

訪問歯科の対象になる方は、

  • 認知症
  • 脳卒中の後遺症
  • 心臓や肺の病気などの合併症 を持っていることが多く、診療中の全身状態の変化や誤嚥のリスクに気を配る必要があります。

歯科医師も全身管理の勉強はしていますが、

  • 「医科的にリスクの高い方を在宅で診る」経験が少ない
  • 誤嚥性肺炎などへの理解が十分でない場合もある ため、

「何かあったら怖い」 という心理的なハードルもあります。

5. 歯科医師のキャリアの流れ

歯科医師の数自体は「足りている」と言われることもありますが、

  • 都市部に偏っている
  • 開業医はすでに外来診療で手一杯
  • 若い歯科医師は、インプラントや審美などに興味が向きやすい という傾向があります。

訪問歯科は、

  • 地味で
  • 手間がかかり
  • 医療・介護との連携が必須 という分野なので、「やりがいは大きいけれど、華やかさはない」ため、キャリアとして選ぶ人がまだ少ないのも一因です。

6. 介護保険も在宅シフトも進んだのに、なぜ増え方がゆっくりなのか

制度の面では、

  • 介護保険
  • 在宅医療の推進
  • 訪問歯科の診療報酬の整備 など、枠組みはかなり整ってきました。

それでも増え方がゆっくりなのは、

  • 制度が整っても、個々の歯科医院の「人員・設備・経営の形」を変えるには時間がかかる
  • 「在宅歯科医療の必要性」が、医療・介護の専門職の間では共有されてきたものの、社会全体にはまだ十分広がっていない
  • 長年「外来中心」でやってきた先生が、急に訪問中心に切り替えるのは難しい といった事情があるからです。

7. 今後、訪問できる歯医者さんは増えるのか

方向性としては、

ゆっくりですが、増えていく可能性が高いです。

理由として、

  • 高齢化で、要介護高齢者が増え続けている
  • 誤嚥性肺炎と口腔ケアの関係が、医療・介護の世界で強く意識されるようになってきた
  • 訪問歯科の診療報酬が少しずつ改善されている
  • 歯科衛生士による訪問口腔ケアの役割が広がっている
  • 「訪問歯科専門」の法人やグループが増えている

といった流れがあります。

ただ、

  • すべての歯科医院が往診をするようになるわけではない
  • 地域差が大きく、都市部は増えやすいが、地方はまだ不足しがち という見通しです。

8. 利用者側の「声」が増加の後押しになる

あなたのように、

「どうして往診してくれる歯医者さんが少ないのかな」 と疑問を持ち、必要性を感じている方が増えること自体が、実は大きな力になります。

例えば、

  • ケアマネジャーや地域包括支援センターに「訪問歯科を利用したい」と相談する
  • かかりつけの内科医に「口腔ケアや訪問歯科の必要性」を伝え、医科から歯科へつないでもらう
  • 施設や在宅サービス事業所に「口腔ケア・訪問歯科の体制」を確認し、必要性を伝える

こうした「現場からの声」が増えることで、

「この地域では訪問歯科のニーズが高い」 と行政や歯科医師会が認識し、体制整備が進みやすくなります。


まとめると、

  • 設備が重いこと
  • 手間のわりに収入が安定しにくいこと
  • 人手・時間の制約
  • 高齢者診療の難しさ
  • キャリアの選び方 などが重なって、内科の往診ほど訪問歯科が増えていない、という背景があります。

それでも、社会の流れとしては「在宅での口腔ケア・歯科診療」は重要性が増していて、少しずつですが訪問歯科は広がっていく方向です。

制度や報酬の細かい部分は変わることもあるので、最終的には地域の歯科医師会や行政、専門家の最新の説明も確認してみてくださいね。


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まむちゃん、回答ありがとう! 歯科の往診が進んでいる地域ってあるのかな?

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