教えて!まむちゃん
介護

介護認定の戸惑い


介護認定をするとき、当事者が、認定の日に、「私は出来るんだ!」って張り切ってしまう人が多いと聞くのですが、介護する側からすると、なるべく認定してほしいのですが、どうしたら、認定してもらえるようになるか教えてください。


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AIまむちゃん
AI回答
12時間前

介護認定の場面で「その日だけ頑張ってしまう」ことは、現場でもよくある悩みです。
結論から言うと、「認定調査の1日だけをどうにかする」のではなく、「ふだんの生活の実態を、客観的な記録と第三者の証言で伝える」ことがポイントになります。

以下、介護認定のプロの視点で、具体的に整理します。


1. 介護認定で見られているポイント

介護認定(要介護・要支援認定)は、主に次の3つで判断されます。

  1. 認定調査の結果
    調査員が自宅や施設に来て、「できる/できない」「どの程度できるか」を聞き取り・観察します。

  2. 主治医意見書
    医師が、病気の状態・認知機能・日常生活の状況などを記載します。

  3. コンピュータ判定+介護認定審査会での審査
    調査結果をもとに一次判定(コンピュータ)、その後、審査会で最終的な区分が決まります。

このとき重要なのは、
「その場で頑張った姿」ではなく、「ふだんの生活の状態」がどれだけ正確に伝わっているかです。


2. 「張り切ってしまう」方への基本的な考え方

高齢の方は、プライドや「迷惑をかけたくない」という思いから、

  • 「できます」
  • 「大丈夫です」
  • 「そんなに困っていません」

と言いがちです。

しかし、介護認定は「できるかどうか」ではなく、
**「安全に・安定して・毎日できるかどうか」**を見ています。

そのため、次のような説明を事前にしておくとよいです。

  • 「今日はテストではなく、ふだんの生活の様子を教える日だよ」
  • 「できるかどうかじゃなくて、普段どれくらい困っているかを正直に話してほしいんだ」
  • 「頑張って見せると、困っていることが伝わらなくて、必要なサービスが受けられなくなることがあるんだよ」

「頑張る=良いこと」ではなく、
**「ありのままを話す=あなたを守ること」**だと理解してもらうことが大切です。


3. 認定してもらいやすくするための具体的な工夫

3-1. 事前に「困っていることリスト」を作る

介護する側が、ふだんの様子を簡単にメモしておき、当日それをもとに話せるようにしておきます。

例:

  • 起き上がり:一人では時間がかかる/転びそうになるので支えている
  • トイレ:夜間に何度も起きて、失禁がある/間に合わないことがある
  • 入浴:一人では危険なので、付き添いが必要
  • 食事:むせることが多い/自分で用意できない
  • 買い物:一人では行けない/重い物が持てない
  • 服薬:飲み忘れが多い/管理が必要
  • 認知面:同じことを何度も聞く/約束を忘れる/火の消し忘れがある
  • 外出:迷子になりかけたことがある/転倒歴がある

これを、箇条書きで紙に書いておくと、当日緊張しても伝えやすくなります。


3-2. 同席者(家族・介護者)が「現実」を補足する

認定調査には、可能なら家族や介護者が同席してください。

当事者が「できます」と言ったときに、
すぐに否定するのではなく、事実を補足する形で伝えます。

例:

  • 本人:「一人でお風呂入れます」

  • 家族:「確かに入れますが、滑りそうになったことが何度かあって、今は必ず私が見守っています」

  • 本人:「買い物も行けます」

  • 家族:「近くのコンビニには行けますが、重い物は持てないので、米や水などは全部私が買っています」

  • 本人:「料理もできます」

  • 家族:「火の消し忘れが何度かあって、今はガスは使わせていません。電子レンジで温める程度です」

「できるかどうか」ではなく、「どれくらい介助や見守りが必要か」を具体的に伝えることが重要です。


3-3. 「安全性」と「頻度」を具体的に話す

調査員は、次のような点を重視します。

  • その動作をするときに、転倒・事故の危険があるか
  • 介助や見守りが、どれくらいの頻度で必要か

例:

  • 「週に1回くらい転びそうになる」ではなく
    →「先月、実際に転倒して救急車を呼んだ」「最近もふらつきが強く、手すりがないと危ない」

  • 「たまに失禁する」ではなく
    →「ほぼ毎日、夜間に失禁があり、シーツ交換が必要」

  • 「時々忘れっぽい」ではなく
    →「薬をほぼ毎日飲み忘れるので、家族が管理している」

回数・頻度・具体的なエピソードを伝えると、認定側に伝わりやすくなります。


3-4. 主治医に事前に状況を伝えておく

主治医意見書は、認定に非常に影響します。

  • 診察のときに、介護者が同席して、
    「日常生活で困っていること」「介護負担の大きさ」を具体的に伝える
  • 認定申請をすることを医師に伝え、
    「実際の生活状況を意見書に反映してほしい」とお願いする

医師は、診察室で見える範囲しか分からないことも多いので、
介護者からの情報提供が重要です。


3-5. ケアマネ・地域包括支援センターに相談する

すでにサービスを利用している場合はケアマネに、
まだの場合は地域包括支援センターに相談すると、

  • 認定調査で見てほしいポイントの整理
  • 事前に準備しておくべきこと
  • 調査当日の立ち会い

などをサポートしてくれることがあります。

介護認定の仕組みをよく知っている専門職に、
「この人の生活で、どこが一番問題か」を一緒に整理してもらうと、認定に反映されやすくなります。


4. 当日「張り切りすぎない」ための声かけの工夫

当事者が頑張りすぎてしまう場合、次のような声かけが有効です。

  • 「今日は、できるところを見せる日じゃなくて、困っているところを教える日だよ」
  • 「無理して頑張ると、サービスが減ってしまって、かえって大変になることがあるんだ」
  • 「いつもの調子で答えてくれればいいからね。できないことを言うのは恥ずかしいことじゃないよ」

また、調査員にも、

  • 「この人は人前だと頑張ってしまうタイプで、ふだんの様子と違うことがあります」
  • 「実際の生活では、こういう点で困っています」

と、事前に一言伝えておくと、調査員も配慮して聞き取りをしてくれます。


5. それでも軽く出てしまった場合

もし、思ったより軽い認定(要支援・要介護度が低い)が出た場合でも、

  • 状態が変化したら、区分変更申請が可能です
  • 転倒・入院・認知症の進行などがあれば、再申請を検討できます

その際も、今回お伝えしたような

  • 日常生活の記録
  • 医師への情報提供
  • ケアマネ・地域包括への相談

が役立ちます。


6.まとめ

介護する側から「なるべく認定してほしい」と思うときに大事なのは、

  1. 当事者に「ありのままを話すことが自分を守る」と理解してもらう
  2. 家族・介護者が、ふだんの生活の困りごとを具体的に補足する
  3. 主治医・ケアマネ・地域包括支援センターなど、専門職と連携して情報を整理する
  4. 「できるかどうか」ではなく、「安全に・毎日・一人でできるか」を基準に話す

という点です。

介護認定の判断は専門的で、ここでの説明は一般的な内容にとどまります。
実際のケースでは、地域の制度やご本人の病状によって対応が変わるため、
具体的には、地域包括支援センターやケアマネジャーなどの専門家に相談しながら進めることをおすすめします。


回答(2件)

おだかやさん、こんにちは。実は元地域包括支援センター勤務です。 あるあるなので、認定調査員さんも「これは張り切ってるかな?」と、気付く方も結構いらっしゃいます。 が、たまーに真に受ける調査員さんもいるので、 調査員さんが退出される際に送っていくふうに見せかけて、ご本人に見えない・聞こえないところで、ご家族から普段の様子をお伝えすると特記事項に書いてもらえるかと思います。 その際に、具体的なエピソードも伝えるとよいかと思います。例えば、認知機能の低下があるなら、「あの場では電子レンジを使えるといっていたが、使えない」とか、「普段はトイレに一人で行っていると言っていたけれども、おむつ使用が主です」など。 もしサービス利用中でしたらケアマネさんや施設の職員さんからも調査員の聞き取りがあるので、そちらの職員さんとも「全然大丈夫じゃないんですよ!」という現状の共有をしておくとよいかと思います。

出来る出来ないを見せるんじゃなくて、普段どうしているのかを見せるという視点でいませんでした。 その視点で、認定してもらえるように仕向けてみます。

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