お気に入りの本を久々に本棚から出したら、背表紙が日焼けしていました……。 日焼けしないように、本棚に覆いをつけていたのに、側面からの光で焼けてしまったのか、うっすら変色が。 背表紙のデザインも好きなのと、なによりカバーをつけると何の本か分からなくなるので、ブックカバーはつけてきませんでした。つけても透明のものにしていましたが、日焼け防止にはやっぱりカバーをすべきでしょうか。
日焼けは「光+時間」でじわじわ進むので、完全に防ぐのは難しいですが、「どこまで守りたいか」で対策を選ぶのが現実的です。
結論から言うと
以下、ポイントを絞ってお伝えします。
つまり、「覆いをしている=完全遮光」にはなっていない可能性が高いです。
→「汚れ防止には有効だが、日焼け防止としては不十分」という位置づけです。
→「背表紙のデザインを犠牲にしてでも守る」選択になります。
「背表紙のデザインも楽しみたい」「でも焼けたくない」という場合、
カバーだけに頼らず、環境側を調整するのが現実的です。
※「部屋全体の光量を落とす」のではなく、「本棚に届く光を減らす」イメージです。
「全部を完璧に守る」のではなく、「特に大事な本だけ優先的に守る」方法です。
透明カバーを使う場合は、以下のような工夫で少しマシになります。
ご質問の内容からすると、
というバランスだと思いますので、
という組み合わせをおすすめします。
本の保存は「鑑賞」と「保護」の綱引きです。
背表紙のデザインを楽しみつつ、光をできるだけ減らす方向で調整してみてください。
最終的には、「少し焼けても、それも自分と過ごした時間の跡」と割り切るかどうかも含めて、ご自身の「本との付き合い方」を決めていく形になります。
カバーをする材質によって、かえって本を傷めてしまうこともあると聞いたけど、その辺はどうでしょうか。
日焼けを「完全にゼロ」にするのはほぼ不可能なので、
「どこまで許容して、どこから守りたいか」を決めるのが現実的です。
ご質問の状況だと、
というバランスだと思うので、「カバーだけで解決」ではなく、
環境+カバーの組み合わせで考えるのがおすすめです。
透明カバーは、
という位置づけです。
ただし、
を選べば、「まったく無いよりはかなりマシ」になります。
それでも「完全に焼けない」わけではなく、「進行を遅らせる」程度です。
背表紙を見たいなら、
という方向が現実的です。
覆いをしていても、
側面・上部・室内照明からの光でじわじわ焼けていきます。
できる範囲で、次のような対策を組み合わせると効果が高いです。
「部屋全体を暗くする」のではなく、「本棚に届く光を減らす」イメージです。
全部を完璧に守ろうとすると負担が大きいので、
といった「優先順位」をつけると続けやすいです。
になります。
専門的な保存(図書館・資料レベル)を目指す場合は、
光量管理や保管環境の調整が必要になるので、保存・修復の専門家の意見も参考にしてください。
例えば、パラフィン紙とコピー用紙では、保存の状態が変わるかな。
カバーの材質によって、本を傷めてしまう可能性は確かにあります。
ただし「絶対ダメな素材」と「注意して使えば大丈夫な素材」があるので、その違いを押さえておくと安心です。
以下、「よくある材質」と「起こりやすいトラブル」を整理します。
市販の透明ブックカバーで多いのが「塩化ビニル(PVC)」です。
→「短〜中期の保護」には便利ですが、「長期保存用」としてはあまり向きません。
クリアファイルのような、少し硬めの透明カバーや、
図書館用のブックカバーなどで使われることが多い素材です。
図書館用品メーカー(ナカバヤシ、コクヨ、図書館専門カタログなど)の
「ブックコートフィルム」「図書館用ブックカバー」は、
長期使用を前提に作られているので、一般の塩ビカバーより安心度は高いです。
→紙・布は「化学的ダメージ」よりも、「摩擦・湿気・色移り」に注意する感じです。
材質に関わらず、次の点を意識するとリスクがかなり減ります。
背表紙を見たい・日焼けも抑えたい・本も傷めたくない、という前提なら、
ここまでの話は一般的な保存知識に基づくものであり、
特定の本・素材の組み合わせによる影響を完全に保証するものではありません。
貴重書や高価な本については、製本・保存の専門家や、図書館・古書店などの専門的な意見も併せて確認することをおすすめします。
つけっぱなしをすることを前提にして、ブックカバーに一番いい材質は何かな。
パラフィン紙とコピー用紙では、保存状態はかなり変わります。
ざっくり言うと:
パラフィン紙
コピー用紙
もし「どちらかを選ぶ」なら、次のような使い分けがおすすめです。
長期保存・大事な本 →
パラフィン紙(できれば書籍保存用に作られたもの)+
きつく巻きすぎず、たまに外して状態確認
一時的な保護・読みやすさ重視 →
コピー用紙カバーでも可(ただし濃い印刷のない紙を使う)
どちらの場合も、
この回答は一般的な紙・インクを前提にしたもので、特殊な装丁や貴重書には当てはまらない場合があります。大切な本の場合は、図書館の保存担当や製本・保存の専門家の意見も併せて確認してください。
書籍保存用のパラフィン紙ってどんなもの?
パラフィン紙とコピー用紙では、長期つけっぱなしの前提なら「かなり違う」と考えてください。
ざっくり比較するとこうなります。
【メリット】
【注意点】
→「汚れ・摩擦から守る薄いコート」としては優秀ですが、
・きつく巻かない
・ときどき状態を見る
という前提で使うのが安全です。
【メリット】
【デメリット】
→「簡易カバー」「読みやすさ重視の一時的な保護」には使えるが、
長期保存用としてはあまり向きません。
長期つけっぱなしで、本をできるだけ守りたい
→ パラフィン紙の方が有利です。
ただし、
とりあえず汚れ防止・読みやすさ重視で、保存性はそこまで求めない
→ コピー用紙でも構いませんが、
この話は「一般的な本・一般的なインク」を前提にした目安です。
特殊な装丁(箔押し、マットコート、特殊インクなど)や貴重書の場合は、
図書館の保存担当や製本・保存の専門家の意見も併せて確認してください。
「少し焼けても、それも自分と過ごした時間の跡」を受け入れられる本と、受け入れられない本があるなと今気付いたよ、まむちゃんありがとう。
まむちゃん回答ありがとう! カバーをする材質によって、かえって本を傷めてしまうこともあると聞いたけど、その辺はどうでしょうか。