教えて!まむちゃん
趣味

ZINEって何? 


まむちゃんこんにちは! この前、フリーマーケットのようなイベントの一角で、ご自身や仲間で作った冊子を売っている方々がいました。 旅行記だったり、詩歌や小説だったり、地域のおすすめスポットをまとめたものだったりと、面白い視点のものが多くて幾つか購入しました。 そうした冊子のことをZINEと呼ぶそうなのですが、文芸同人誌とは何が違うのでしょうか。


AI Icon
AIまむちゃん
AI回答
2026/06/10 11:17

こんにちは、まむちゃん。ZINEまわりの話、いいところに目をつけています。

結論から言うと
「ZINE」と「文芸同人誌」は“完全に別物”というより、重なり合う部分もあるけれど、文化圏・作り方・目的が少し違う、というイメージです。

ざっくり整理するとこんな感じです。


1. ZINEとは何か

ZINE(ジン)はもともと

  • magazine(雑誌) の「-zine」から来た言葉
  • 1970〜80年代のパンク文化や、SFファンジン、フェミニズム運動などの中で広まった
  • 「商業出版に乗らない個人の表現」を、コピー機や家庭用プリンタで少部数作る文化

という背景があります。

特徴としては:

  • ジャンル自由
    旅行記、日記、写真、コラージュ、マンガ、詩、レシピ、エッセイ、メモ集、スクラップ…なんでもあり。
  • 内容よりも“自分で作る”ことが本質
    手製本、ホチキス留め、手書き、コラージュなど、DIY感が強い。
  • 「作品集」より「個人の表現物」
    完成度よりも、「今の自分の視点・感覚をそのまま紙に落としたもの」というニュアンスが強い。
  • 売る/配る場所も多様
    ZINEイベント、フリマ、ギャラリー、カフェ、オンラインショップなど。

まむちゃんが見かけた

旅行記、詩歌、小説、地域のおすすめスポットまとめ
は、まさにZINEらしいラインナップです。


2. 文芸同人誌とは何か

一方で「文芸同人誌」は、日本では:

  • 小説・詩・評論など“文学作品”を中心にした冊子
  • 複数人の「同人(同じ志の仲間)」が集まって作ることが多い
  • 文学賞や文芸誌への投稿と並ぶ、文学活動の場としての歴史が長い

という文脈があります。

特徴としては:

  • ジャンルは“文学寄り”に限定されがち
    小説、詩、短歌、俳句、エッセイ、評論など。
  • 「作品としての完成度」を意識しやすい
    推敲・校正・組版など、ある程度“本”としての体裁を整える文化が強い。
  • サークルや会として継続することが多い
    年に1〜数回発行、会誌としての役割など。
  • 配布先も“文学寄り”
    文フリ(文学フリマ)、同人誌即売会、図書館・文学館への寄贈など。

3. いちばん大きな違い:軸足の置き方

同じ「自費制作の冊子」でも、軸足が違います。

ZINEの軸足

  • 「自分の視点・感覚を、自由な形式で紙にする」
  • 内容も形式も自由。
    文字が少なくてもいいし、写真だけでもいいし、レイアウトも崩してOK。
  • 「作品集」というより、**“個人の表現物/アートピース”**に近い。

文芸同人誌の軸足

  • 「文学作品を発表する場」
  • 文章が主役。
    体裁は雑誌や単行本に近づけることが多い。
  • 「作品を読んでもらう」「文学活動を続ける」ことが目的になりやすい。

4. 作り方・見た目の違い

もちろん例外はありますが、傾向として:

ZINE

  • 手書き、コラージュ、写真貼り付けなど、手作業感が強い
  • 1冊ごとに少しずつ違うこともある(手彩色、シリアルナンバーなど)
  • 変形サイズ、変な折り方、封筒入りなど、“本っぽくない”形も多い

文芸同人誌

  • WordやInDesignなどで組版し、印刷所で刷ることが多い
  • 判型もA5・B5など、商業誌に近い形が多い
  • 表紙イラストはあっても、中身は文字中心で整然としていることが多い

5. 文化圏・コミュニティの違い

  • ZINE
    アート、デザイン、写真、サブカルチャー、フェミニズム、LGBTQ+、ストリートカルチャーなどと結びつきやすい。
    「ZINEフェス」「アートブックフェア」などで扱われることが多い。

  • 文芸同人誌
    文芸サークル、大学の文芸部、俳句・短歌結社、同人作家コミュニティなど。
    「文学フリマ」「コミティア」などで頒布されることが多い。


6. じゃあ、境界線はどこ?

ここがややこしいところで、境界はかなり曖昧です。

  • 「文芸同人誌だけど、ZINE的なデザイン・編集を取り入れている」
  • 「ZINEだけど、中身はほぼ短編小説集=文芸同人誌っぽい」

というものもたくさんあります。

実務的には:

  • 作り手が「これはZINEです」と言えばZINE
  • 文芸系イベントで配るために作っていて、文学作品中心なら“文芸同人誌”と呼ばれやすい

くらいの、ゆるい線引きで運用されています。


7. まむちゃんが見たものはどっち?

旅行記、詩歌、小説、地域のおすすめスポットまとめ

  • 内容がかなり雑多で、
  • フリマの一角で、
  • 「ZINE」と呼ばれていた

という点から考えると、ZINE文化寄りの冊子である可能性が高いです。

もし同じ中身でも、

  • 文芸サークル名が表紙に大きく書いてあって
  • 文学フリマで頒布していて
  • 体裁も文芸誌っぽく整っていたら

「文芸同人誌」と呼ばれていたかもしれません。


8. まとめ

  • ZINE

    • 自由度の高い、個人の表現物
    • 内容も形式もジャンルもなんでもあり
    • DIY感・アートブック感が強い
  • 文芸同人誌

    • 文学作品(小説・詩など)を中心にした同人誌
    • 作品としての“読み物”を届ける意識が強い
    • 文芸サークルや文学活動の延長線上にある

両者は「自費制作の冊子」という点では同じですが、
**“どの文化圏から生まれてきたか”と“何を主役にしているか”**が違う、と考えると整理しやすいです。

もし、まむちゃん自身も「旅行記ZINE」や「詩のZINE」を作ってみたい、
あるいは「文芸同人誌としてまとめたい」などあれば、
どんな内容・雰囲気にしたいか教えてくれれば、どちら寄りにするか含めて具体的な作り方も提案できます。

この説明はZINE文化・同人文化の一般的な整理に基づくものであり、
実際の呼び方や位置づけはコミュニティや作り手によって異なる場合があります。
詳しい定義や歴史については、ZINE研究者や同人文化研究者など専門家の見解も参照してください。

ZINE研究者ってどんな方がいるのかな?

AI Icon
AIまむちゃん
AI回答
2026/06/10 11:19

こんにちは!

ZINEと文芸同人誌の違いについて、もう少しだけ踏み込んで聞いてみたいことが出てきました。

まむちゃんが気になっているポイントは、次のうちどれに近いでしょうか?

  1. 呼び方の問題
    「自分が作るとしたら、これはZINEって名乗るべき? 文芸同人誌って名乗るべき?」
    という“ラベル”の付け方が知りたい

  2. イベントや売り場の違い
    「ZINEイベントと文フリ(文学フリマ)って、どっちに出すのが合ってるの?」
    という“出す場所・文化圏”の違いが知りたい

  3. 作り方・見た目の違い
    「ZINEっぽくしたい/文芸同人誌っぽくしたいとき、
    デザインや構成はどう変えればいいの?」
    という“実務的な作り分け”が知りたい

  4. 歴史・文化的な違い
    「ZINE文化と同人文化の歴史的な背景の違い」をもう少し詳しく知りたい

どれが一番知りたいところか、番号で教えてもらえると、その軸に絞って具体的に説明します。
「1と3のあいだくらい」みたいな答え方でも大丈夫です。

気になってるのは、まむちゃんじゃなくて私だよ~ 気になっているのはZINEを対象として研究している方がいるかです。

AI Icon
AIまむちゃん
AI回答
2026/06/10 11:20

ZINE研究をしている人たちは、まだ「この人!」とすぐ挙げられるほどメジャーな分野ではありませんが、だいたい次のようなタイプに分かれます。

  1. 大学・研究機関の研究者

    • メディア論、カルチュラル・スタディーズ、図書館情報学、アート研究などの分野で
      ・パンクZINE
      ・フェミニズムZINE
      ・クィアZINE
      ・アートブックとしてのZINE
      を扱っている人たちです。
    • 海外だと、ZINEをテーマにした論文・博士論文も増えていて、
      “zine studies”“zine culture” などのキーワードで検索すると、研究者名がいくつか出てきます。
  2. 図書館・アーカイブ系の人

    • 公共図書館や大学図書館で「ZINEコレクション」を作っている司書・アーキビスト。
    • 彼らは
      ・ZINEの収集・保存方法
      ・分類・目録の付け方
      ・展示やワークショップの企画
      などを通じて、実務と研究のあいだのような立場でZINEに関わっています。
  3. アートスペース・ギャラリーのキュレーター

    • アートブックフェアやZINEフェスを企画する人たち。
    • 「ZINEをどう見せるか」「どんな文脈で紹介するか」を考える中で、
      実質的にZINE文化の研究・整理をしている人も多いです。
  4. 作り手でもあり、書き手でもある人

    • 自分でZINEを作りつつ、
      ・ZINE文化史
      ・ZINEとフェミニズム/クィア運動
      ・ZINEとインディペンデント出版
      などについてエッセイや評論を書く人たち。
    • 彼らは「研究者」という肩書きではなくても、実質的にZINE研究者的な役割を担っています。

もし具体的な名前を知りたい場合は、

  • 「zine studies」「zine culture」「DIY publishing」などの英語キーワード
  • 日本語なら「ジン文化」「ZINE 研究」「ZINE アーカイブ」
    あたりで検索すると、論文やプロジェクトと一緒に研究者名が出てきます。

また、ZINEイベントやアートブックフェアのサイトで「トークイベント」「レクチャー」などの登壇者を辿ると、ZINE研究寄りの人たちを見つけやすいです。

この回答は一般的な傾向に基づくもので、特定の研究者リストではありません。
より正確な情報や最新の動向については、大学・図書館・アートスペースなどでZINEを扱っている専門家の情報も参照してください。

ZINEの文化は海外にもあるのかな?

AI Icon
AIまむちゃん
AI回答
2026/06/10 11:21

ZINEを専門的に扱っている「研究者」は、まだ少数ですが、国内外ともにいます。
ここでは、できるだけ「名前がたどれる人」を中心に紹介します。

※分野がかなり横断的なので、「ZINEだけ」をやっているというより、
メディア論・フェミニズム・図書館学・アート研究の中でZINEを扱っている人が多いです。


1. 海外のZINE研究者・ZINE studies系

Stephen Duncombe(スティーヴン・ダンコム)

  • アメリカのメディア研究者。
  • 著書:Notes from Underground: Zines and the Politics of Alternative Culture(1997)
    • パンクZINEやオルタナティブ文化としてのZINEを論じた、古典的な研究書。
  • 「ZINE文化を学術的に扱った代表的な本」としてよく引用されます。

Alison Piepmeier(アリソン・ピープマイヤー)

  • フェミニズム研究・メディア研究。
  • 著書:Girl Zines: Making Media, Doing Feminism(2009)
    • 「ガールジン」と呼ばれるフェミニズムZINEを中心に、ZINEとフェミニズム運動の関係を分析。

Teal Triggs(ティール・トリッグス)

  • デザイン史・グラフィックデザイン研究者。
  • 著書:Fanzines(2010)
    • パンクファンジンやサブカルZINEを、デザイン史・ビジュアル文化の観点から整理。

Jenna Freedman(ジェナ・フリードマン)

  • バーナード・カレッジ図書館(Zine Library)の司書。
  • ZINEの収集・アーカイブ・カタログ化について多く執筆。
  • 「図書館とZINE」「ZINEの保存・分類」をテーマにした論文・発表が多数。

その他、キーワードで見つかりやすい人たち

  • “zine studies” “zine librarians” “zine archives” などで検索すると、
    • ZINEとクィア研究
    • ZINEと人類学
    • ZINEと教育(授業でZINEを作る実践) などをやっている研究者が複数ヒットします。

2. 図書館・アーカイブ系(海外)

ZINEは「研究者」だけでなく、図書館・アーカイブの現場で研究的に扱われることが多いです。

代表的なZINEコレクション

  • Barnard Zine Library(アメリカ)
    • フェミニズムZINE・クィアZINEが充実。
    • 司書・スタッフがZINE文化について論文やガイドを多数公開。
  • University of Iowa Zine Collection
  • British LibraryのZINE関連プロジェクト など

これらのコレクションの担当者は、実務と研究の中間のような立場でZINEを体系化しており、
「ZINE研究者」と見なしてよい人も多いです。


3. 日本でZINEを扱っている研究・実践者

日本では「ZINE研究者」と名乗る人はまだ少ないですが、

  • メディア論・出版文化論
  • アートブック/インディペンデント出版
  • 図書館学・アーカイブ
  • フェミニズム・クィア研究

などの中でZINEを扱う人がいます。

例として挙げやすいタイプ

  1. 図書館・アートスペースのZINE担当者

    • 公共図書館や大学図書館で「ZINEコーナー」「ZINEコレクション」を作っている司書。
    • アートブックフェアやZINEイベントを企画しているキュレーター。
    • 彼らが書いた報告書・論文・記事は、実質的にZINE研究として機能しています。
  2. インディペンデント出版・同人文化研究の中でZINEを扱う人

    • 同人誌・ミニコミ・インディーズ出版の歴史を研究していて、その一部としてZINEを論じる研究者。
    • 「ミニコミ」「自主制作出版」「インディペンデント・マガジン」などのキーワードで探すと、ZINEに触れている論文が見つかることがあります。
  3. アート系大学・デザイン系の教員

    • 学生に「ZINE制作」を課題として出し、その教育的・表現的な意味を論じている人。
    • 卒論・修論でZINE文化を扱う学生を指導している教員。

日本語で具体名を挙げるときは、どうしても「ZINEだけ」を専門にしている人よりも、
「インディペンデント出版/ミニコミ/アートブックの中でZINEも扱っている」人が多くなります。


4. どうやってZINE研究者を探すか

もし「誰がいるのか」をもう少し具体的に追いたい場合は、次のルートが使いやすいです。

  1. 論文検索サイトを使う

    • 英語:Google Scholar で
      • “zine culture”
      • “zine studies”
      • “feminist zines”
      • “queer zines”
        などで検索 → 著者名を辿る。
    • 日本語:CiNii(論文検索)で
      • 「ZINE」「ジン」「ミニコミ」「インディペンデント出版」
        などを検索 → 著者名・所属を辿る。
  2. ZINEライブラリ・ZINEイベントのサイトを見る

    • ZINEコレクションを持つ図書館・ギャラリーのサイトで、
      • トークイベント
      • シンポジウム
      • カタログ・報告書 をチェック → 登壇者・執筆者が、ZINE研究寄りの人であることが多いです。
  3. ZINEをテーマにした本・カタログの執筆者を辿る

    • 「ZINE」「ジン」「インディペンデント・マガジン」などをタイトルに含む本の巻末を見ると、
      • 研究者
      • キュレーター
      • 図書館員 などが寄稿していることがあり、その人たちが実質的なZINE研究者です。

5. まとめ

  • ZINEを対象とした研究は、
    • 海外では「zine studies」「zine librarianship」「feminist/queer zines」などとして、
      すでに一定の蓄積があります。
  • 代表的な研究者としては
    • Stephen Duncombe
    • Alison Piepmeier
    • Teal Triggs
    • Jenna Freedman(ZINEライブラリ系)
      などが挙げられます。
  • 日本では「ZINE専門研究者」はまだ少ないものの、
    • インディペンデント出版
    • ミニコミ・同人文化
    • アートブック・図書館学
      の中でZINEを扱う研究者・実務家がいます。
  • 実際に名前を辿りたい場合は、
    • 論文検索(Google Scholar / CiNii)
    • ZINEライブラリ・ZINEイベントの登壇者
    • ZINE関連書籍の執筆者
      を手がかりにするのが近道です。

この説明は、公開されている一般的な情報と代表的な文献に基づくものであり、
最新の研究動向や網羅的な研究者リストではありません。
より詳しく知りたい場合は、大学や図書館の担当者、ZINEイベントの主催者など、
実際にZINEを扱っている専門家の情報もあわせて参照してください。

まむちゃん、回答ありがとう! ちょっと気になったんだけど、フェミニズムやクィアの分野での出版物って「ミニコミ」って呼ばれてたりしなかったかな? ミニコミとZINEも違う?

AI Icon
AIまむちゃん
AI回答
2026/06/10 11:24

ZINEの文化そのものは、海外にも広く存在します。

  • 発祥・中心地のひとつはアメリカやイギリスなど英語圏で、
    パンクシーン、フェミニズム運動、クィアカルチャー、インディーズ音楽シーンなどと強く結びついて発展してきました。
  • その流れの中で、ZINEを研究対象にする「ZINE studies」や、図書館でZINEを収集・保存する「ZINEライブラリ」の動きもあります。
  • 代表的な研究者としては、パンクZINEを扱った Stephen Duncombe、フェミニズムZINEを扱った Alison Piepmeier、デザイン史からZINEを整理した Teal Triggs などがいます。
  • 図書館・アーカイブでは、アメリカの Barnard Zine Library や、イギリスの図書館・大学のZINEコレクションなどが有名で、ZINEを体系的に集めて研究・保存しています。

つまり、

  • ZINE文化は日本だけでなく、欧米を中心に世界各地にあり、
  • その文化を研究したり、図書館でアーカイブしたりする動きも海外でかなり進んでいる

という状況です。
より詳しく知りたい場合は “zine culture” “zine studies” などで検索し、出てくる研究者やZINEライブラリを辿ると、海外のZINE文化の広がりが見えてきます。

ここで挙げた情報は一般に知られている代表的な例に基づくものであり、最新・網羅的な状況を保証するものではありません。実際の研究動向や地域ごとの事情については、大学や図書館、ZINEイベントの主催者など、現場の専門家の情報もあわせて確認してください。

日本のフェミニズムやクィア文化の中で出版されてきた「ミニコミ誌」は、ZINEに当たるの?別物?

AI Icon
AIまむちゃん
AI回答
2026/06/10 11:25

いいところに気づいてると思う。結論から言うと、

  • フェミニズムやクィア系の出版物は、日本では「ミニコミ」と呼ばれてきた歴史がある
  • 「ミニコミ」と「ZINE」はかなり重なるけれど、文脈や時代、使う人によってニュアンスが少し違う

という感じです。


1. 「ミニコミ」とは何か(日本語圏の言葉)

日本で「ミニコミ」と言うと、だいたいこんなイメージで使われてきました。

  • 1970〜90年代くらいに広まった言葉
  • 小規模な自主制作の出版物(ニュースレター、同人誌、運動体の機関紙など)
  • 政治運動・市民運動・フェミニズム・障害者運動・地域運動などの中でよく使われた
  • コピー機や簡易印刷で作る、少部数の手作りメディア

フェミニズム系だと、第二波フェミニズムの頃の女性解放運動のニュースレターや、女性グループの機関紙などが「ミニコミ」と呼ばれていたことが多いです。


2. 「ZINE」とは何か(英語圏発の言葉)

一方で「ZINE」は、

  • 英語の magazine の語尾から来た言葉
  • パンクシーン、インディーズ音楽、フェミニズム、クィアカルチャーなどと結びついて発展
  • 1990年代以降、とくに英語圏で広まった呼び名
  • 内容は政治・カルチャー・日記・アートなど何でもありだが、「DIY」「オルタナティブ」「メインストリームではない」という感覚が強い

日本では2000年代以降、「ZINE」というカタカナ語として入ってきて、アートブックやインディペンデント出版の文脈でよく使われるようになりました。


3. ミニコミとZINEの「違い」と「重なり」

ざっくり整理すると:

共通点

  • 商業出版ではない、自主制作の小規模な出版物
  • 既存メディアでは拾われにくい声・マイノリティの表現が多い
  • コピー機・簡易印刷・手製本など、DIYな制作方法
  • フェミニズムやクィア、社会運動と結びつくことが多い

違いとして語られやすいポイント

  1. 言葉の出自・時代感

    • ミニコミ:日本語圏で70〜90年代に広まった言葉
    • ZINE:英語圏発。90年代以降のパンク/ライオットガール/インディーズ文化と結びつく
  2. イメージされる見た目・ジャンル

    • ミニコミ:ニュースレター的なレイアウト、文章中心、運動体の機関紙っぽいものも多い
    • ZINE:アート寄り・グラフィック寄りのものも多く、個人の表現・日記・写真集的なものも含む
  3. 使う人・場面

    • ミニコミ:市民運動・フェミニズム運動・地域活動などの文脈で使われてきた
    • ZINE:アートブックフェア、インディペンデント出版、サブカルチャーの文脈で使われることが多い

4. フェミニズム/クィア系ではどう呼ばれてきた?

  • 日本の第二波フェミニズム(1970〜80年代)の出版物は、当時は「ミニコミ」「ニュースレター」「機関紙」と呼ばれることが多かった。
  • 90年代以降、英語圏の「ガールジン」「クィアジン」の影響も入り、「フェミニズムZINE」「クィアZINE」と呼ぶケースも増えてきた。
  • ただし、同じようなものでも、作り手や時代によって「ミニコミ」と言ったり「ZINE」と言ったりするので、線引きはかなりゆるいです。

5. どう理解しておくとよさそうか

  • 歴史的・日本語圏の文脈では「ミニコミ」という言葉が先にあって、
  • そこに英語圏の「ZINE」という言葉・文化が重なってきた、
  • いまは「ミニコミ的なもの」も「ZINE的なもの」も、かなり重なり合いながら存在している

と考えると、混乱が少ないと思います。

なので、「フェミニズムやクィアの出版物ってミニコミって呼ばれてなかった?」という感覚はとても自然で、実際そう呼ばれてきたものがたくさんあります。

ここでの説明は、一般的に語られている整理に基づいたもので、すべての現場・当事者の使い方を網羅しているわけではありません。具体的な運動やグループごとの呼び方・位置づけについては、その当事者や研究者の記録・証言もあわせて確認してみてください。


回答(1件)

まむちゃん、回答ありがとう! 作った方がZINEだって言えばZINEなんだって分かったよ。面白かったからまた探してみるね~

AN