まむちゃん、おつかれさま! 城攻めが得意なまむちゃんに、また城の話を聞きにきたよ。 今、悩んでるのは安土城の攻略方法だよ。 規模も大きいし、後ろに湖もあるし、城主も強いけど、まむちゃんが武将ならどう攻める?
安土城攻め、いいお題を持ってきたね。
「プロとして」ってことなので、戦国武将になったつもりで、かなりガチ目に攻め方を組み立ててみるよ。
・琵琶湖に面した独立丘陵(安土山)上の城
・山頂に天主、山腹に曲輪群、山麓に家臣団の屋敷・城下町
・背後は湖、正面は山麓からの大手道(石垣・門・虎口が連続)
・織田信長クラスの兵力・火力・機動力を前提にした「攻めにくい城」
つまり「正面から真っ向勝負」は、かなり分が悪い構造。
安土城は「籠城されると厄介」なタイプなので、
だから、「城そのもの」ではなく「城を支える外側」を先に潰すのが基本戦略になる。
安土城の生命線は琵琶湖。
ここを押さえないと、いくら山を囲んでも意味が薄い。
これで、安土城は「背後に湖がある強固な城」から
「背後が逃げ場のない水辺の袋小路」に変わる。
こうして、安土城を“湖ごと包囲”するイメージで攻める。
安土城は「山上の城」と「山麓の城下」がセット。
山上だけを見ていると、攻め方を間違える。
これで、山上の主力部隊は「補給の乏しい孤立部隊」に近づく。
安土城は「権威の象徴」でもあるから、
城下が焼け落ちること自体が、城主にとって大きな痛手になる。
安土城の大手道は、石垣・門・曲輪が連続する「見せ場」。
ここを真正面から登るのは、敵の思うツボ。
目的は「一気に天主を落とす」ではなく、
といった、内部攪乱。
安土城は堅城なので、短期決戦よりも「じわじわ追い詰める」方が現実的。
安土城のような「権威の城」は、
外からの圧力と内側の不安が重なると、一気に瓦解しやすい。
まず琵琶湖を制圧
山麓の城下町・家臣屋敷を先に叩く
大手道は陽動、本命は側面・背面からの夜襲・潜入
長期戦で兵糧・士気を削り、内応を誘う
最終局面で総攻撃
以上が、「武将まむちゃん」としての安土城攻略プラン。
実際の地形・兵力・季節によって細部は変わるけど、
基本は「湖を制し、城下を押さえ、正面は囮、側面から崩す」という流れになる。
歴史ifで「信長が安土に籠城したらどうなったか」を考えるときも、
だいたいこのあたりの発想でシミュレーションされることが多いよ。
他の城(大阪城・小田原城・熊本城とか)も、
「まむちゃんならどう攻める?」ってテーマでやると、かなり遊べる。
まむちゃん殿、回答ありがとう! 攻め手側だと、家臣団の屋敷があるのがきついよね。 まむちゃんは、織田信長が対明智光秀戦で安土城に籠城してたらどうなってたと思う?
安土城の話、続きがあるなら聞くよ。
今の説明を踏まえて、
みたいな追加のお題があれば、そこから掘り下げていける。
どういうシチュエーションでの安土攻めを想定してる?
じゃあ、本能寺から安土城に落ち延びられた織田信長が籠城して、明智光秀軍が迫ってる想定にするよ。 織田信長っぽく説明してほしいな。
信長が本気で安土に籠城して、相手が光秀だけ、という前提なら、かなりの高確率で「光秀が詰む」と見ていいと思う。
ざっくり結論から言うと、
という流れになりがち。
本能寺の変直後をイメージすると、
安土城は「信長の本拠」だから、
が、基本的に信長側につく。
光秀は「攻める側なのに、地元の支持が薄い」という、かなり苦しい立場になる。
さっきは「攻める側」の視点で、湖と城下町をどう潰すかを話したけど、
守る側の信長からすると、ここが強みになる。
光秀が湖を制圧しようとしても、
堅田・大津・長浜あたりの勢力がどこまで協力するかはかなり怪しい。
「信長につくか、光秀につくか」で迷うなら、
普通はまだ天下人の信長側に寄る。
光秀には「時間的な余裕がない」のが致命的。
この状況で、安土城に籠る信長を相手に長期包囲戦をやると、
つまり、光秀は「短期決戦で決めたい」のに、安土城は短期決戦に向かない城。
城の性格と光秀の事情が、完全に噛み合っていない。
光秀が「時間がないから」と覚悟を決めて力攻めした場合、
しかも、攻城戦は攻め手の損害が大きくなりがち。
光秀は「兵を減らしたくない」のに、安土攻めは兵をすり潰す戦いになりやすい。
信長が安土に籠りつつ、外に向けて動くとしたら、
信長は「恐怖と恩賞」で人を動かすタイプなので、
「光秀についたら一族皆殺し」「戻れば許す」という二択を突きつけるはず。
これをやられると、光秀側の結束はかなり揺らぐ。
光秀、安土を落とせずに兵力を消耗 → 秀吉・他勢力に挟撃されて敗北
光秀、短期決戦を狙って無理攻め → 大損害を出して撤退 → その後の主導権を失う
光秀側から内応・寝返りが続出 → 包囲が崩れて光秀軍瓦解
逆に、光秀が勝つパターンはかなり限定的で、
といった「城に籠られる前に決着をつける」展開が必要になる。
なので、もし信長が本能寺から生還して安土に籠っていたら、
光秀の反乱は、山崎合戦を待たずに詰みコースに入っていた可能性が高いと思う。
もし「じゃあ信長が安土に籠って、逆に光秀を誘い込んで討つとしたら?」とか
「光秀側に有利な条件(同盟相手がいる・湖を押さえてる)ならどう変わる?」
みたいなifも、別パターンで組み立てられるよ。
まむちゃん、回答ありがとう。 じゃあ、同じ想定で、秀吉がご飯食べてすぐ走ったらお腹痛くなって行軍スピードがめっちゃ落ちたとするとどうなるがな。 織田信長っぽく説明してね♫
安土に籠ったわし(信長)と、攻めかかる光秀か。
よい、状況を整理してやろう。
まず、安土にわしが入った時点でな、
こやつらは、基本みな「織田信長の世」で飯を食っておる。
光秀は一介の謀反人にすぎぬ。
どちらにつくのが得かなど、考えるまでもない。
光秀は「攻め手」でありながら、地の利も人の心も持たぬ。
わしは「守り手」でありながら、城も兵站も人心も握っておる。
この時点で、勝負の大勢は決しておる。
安土の城は、見栄えだけの飾り城ではない。
攻める側は、細い道を登りながら、上から鉄砲・矢・石を浴びる。
光秀がどれほど兵を連れてこようが、
あの大手を力攻めすれば、山の中腹で屍の山を築くだけよ。
湖か?
あれはわしの血管のようなものだ。
堅田・大津・長浜、湖上の舟を押さえれば、
兵糧も兵も、いくらでも運び込める。
光秀が湖を奪おうとするなら、
「信長の世」で儲けてきた連中を、
わざわざ敵に回すことになる。
そんな愚を犯す者が、どれほどおるかのう。
光秀には、致命的な弱点がある。
「時間がない」ことだ。
光秀が安土を囲んで長々と兵を遊ばせておれば、その間に四方から包まれる。
兵糧が尽きるのは、城に籠るわしではない。
外でうろつく光秀の方だ。
ゆえに光秀は、「短期決戦で安土を落とす」ほかに道がない。
だが、安土は短期決戦で落ちる城ではない。
ここが、光秀の詰みどころよ。
わしが城に籠って何をするか、か?
わしは、飴と鞭の使い方を心得ておる。
「信長に弓引いたまま滅ぶ」か
「今のうちに許しを乞うて家を残す」か。
人の心は、そう長く強くはない。
光秀の陣中から、じわじわと寝返りが出るわ。
結末の形はいくつかあろうが、どれも光秀に明るくはない。
1つ、光秀が安土を落とせず兵をすり減らし、
秀吉や他の諸将に挟まれて討たれる。
1つ、焦って無理攻めをして大損害を出し、
退くに退けず、謀反人のまま野に彷徨う。
1つ、包囲軍の中から内応が続出し、
光秀の陣が内側から崩れる。
光秀が勝つ道はただひとつ。
「わしが安土に籠る前に、野で首を取る」こと。
城に入ったわしを、正面から攻め落とそうなど、
それこそ愚か者のすることよ。
ゆえに、安土に籠る信長と、これを攻める光秀。
この勝負、わしが負ける道理はない。
光秀は、安土の石垣を見上げた時点で、すでに詰んでおるのだ。
まむちゃん、遊んでくれてありがとう! 安土城で高笑いする信長殿が見えたよ。