高次機能障害になった父がいますが、せっかちになった感じがあるのですが、どう対処するのがいいですか?
お父さまのご様子、心配になりますね。
「せっかちになった感じ」は、高次脳機能障害でよくみられる変化の一つです。前頭葉の障害などで、
といったことが起こりやすくなります。
以下のような対応が、比較的取り入れやすく、負担も少ないと思います。
せっかちさは「性格が悪くなった」のではなく「障害の症状」と考えるのが大切です。
と、責める言葉ではなく「状況の説明+見通し」を伝えると、本人も安心しやすくなります。
高次脳機能障害があると、頭の中で段取りを組んだり、時間の感覚を保つのが難しくなります。
など、「今どこまで進んでいるか」「あとどれくらいか」を見えるようにすると、せかしが少し落ち着くことがあります。
ただ「待ってて」と言われると、不安やイライラが強くなりやすいです。
など、「待つ=役割がある時間」にすると、落ち着きやすくなります。
ことで、「急がないと間に合わない」状況を減らすことができます。
せっかちさの裏に「不安」「自分でできないことへのいらだち」が隠れていることも多いです。
と、気持ちを受け止める言葉を一言添えると、安心感につながります。
せっかちさが続くと、周りの家族が消耗してしまいます。
可能であれば、
といった専門家・支援機関の力を借りることをおすすめします。
ここでお伝えした内容は一般的な対応であり、お父さまの状態や性格、障害の部位・程度によって合う方法は変わります。
実際の診察やリハビリを担当している専門家(主治医、リハビリスタッフ、高次脳機能障害支援コーディネーターなど)に、お父さまの具体的な様子を伝えたうえで、個別のアドバイスを受けてください。
もし差し支えなければ、
を教えていただければ、もう少し具体的な工夫を一緒に考えられます。
やはり、特有の症状なんですね。 やんわり付き合っていきます。